「こんなにがんばっているのに何で1つも売れないんだ!?」
「俺とあいつのどこが違うってんだよ?」
その日私の友人はヤケ酒でも飲んだ様子で、酔っぱらって私のアパートに転がり込み、くだを巻き始めた。
ろれつの回らない彼の話を要約すると、こうです。
彼は半年ほど前に今の会社に転職し、営業担当になったそうです。
彼がその会社を選んだのは、学歴より実力主義の会社と聞いたからです。
家庭の事情で大学に進学できなかった彼は、学歴で給料も将来も決まっているような、以前の会社に嫌気がさしたのでした。
彼は営業の経験は全く無かったのですが、やる気があれば何でも出来る、バンバン売って年収1000万を目指すんだ、と意気込んでいました。
しかし、少しでも経験をお持ちの方はご存知でしょうが、人にものを売るというのは、本当に難しいことです。
特別な才能が有るわけでもない彼は、何をやってもうまく行きませんでした。
彼は熱心に勉強しました。毎日寝る間も惜しんで本を読み、営業トップの先輩の真似をしてみたりしました。しかし一つもうまく行かないのです。
「初心者だから最初からうまく行くはずないさ。経験を積めばだんだん出来るようになるはず」そんな楽観的でいられたのは最初の2ヶ月くらい。だんだん彼は焦りを覚えました。
半年経っても、ちっとも実績の上がらない彼に、彼の上司もだんだんイライラし始めました。
毎日朝会で彼の名前を呼ぶのです。
「いつまで売り上げビリの記録を更新すれば気が済むんだ?」と。
入社以来優しく指導してくれていた先輩も、しだいに態度が冷たく変わってきたそうです。
「俺も忙しいから、いつまでもおまえにかまっていられないんだ」と。
やっかいもの扱いされ、給料泥棒とののしられ…。
極度のストレスから、もともと明るい性格だった彼が今は死んだ魚のような目をして私の目の前にいます。
私は何か彼にしてあげられることはないか考えました。
そのころネットビジネスの研究を始めたばかりの私は、ある2冊のレポートを彼に手渡しました。
「なんだよこれ?本ならもう何十冊と読んだよ。今さら…。」
そう言いながらパラパラとページをめくっていた彼の表情が変わり始めるのが判りました。
無言のまま全部読み終えた彼は、
「そういうことだったのか…」とつぶやいて、
「ごめん、やること思い出したから帰るわ」と言い残し出て行ったのです。
私が彼に見せたのは、世界的マーケッターのヤニクシルバーのレポートでした。
しばらくして、彼は初めての契約を取ることができました。その後も徐々に営業成績を伸ばしているとのことです。
一人で悩み続けていた彼の、転機となったレポートを紹介します。
この特別レポートには、秘匿性の最も高い、心理トリック及びテクニックが書かれています。
〜今明かされる最高のマーケティング戦略〜
人間の本質というものはいつになっても変わらない。
若干33歳にしてインターネット マーケティング・インフォメーションビジネス・ダイレクトレスポンスマーケティング業界のリーディングエキスパートとして世界中に知られている。インターネットでビジネスを展開するものでその名を知らない人はいない。
彼は現在、ダイレクトレスポンスマーケティング業界では伝説的な地位を築いたテッドニコラスやダンケネディなどと共同プロジェクトを展開している。
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